- 英語学習ある程度頑張ったけど、中級で伸び悩んでいる
- なかなか右肩上がりに実力が上がらなくなったと感じる
- 勉強もマンネリでモチベーションも下がり気味
この記事では、中級レベル（TOEICスコア500～600）に英語力を伸ばすことができたけど、なかなかそれ以上にスコアが伸びず悩んでいる方に向けて、上級者にステップアップするための学習方法をご提案いたします。
私自身、TOEIC300点からスタートし、長い時間をかけて930点を取得しましたので、伸び悩みについてはよくわかります。
停滞期をいかにして脱却して実力を伸ばすか、一緒に考えていきましょう。
TOEICの点数が600点から上がらない人は多い！
TOEIC600点くらいの中級者になるとつい陥りがちな状態についてご紹介します。
- 初級時より英語力の伸びが緩やかになる
- 学習の継続が途切れる
- 学習の質が落ちてしまう
順に説明します。
初級時より英語力の伸びが緩やかになる
中級レベルになると、文法などの基礎力がつき、TOEICのテスト形式にもだいぶ慣れてきた頃だと思います。このころになると数か月に一度TOEICを受けてもスコアは停滞傾向を示します。
スコアが上がるどころか、時には少し下がったりすることもあります。
初級のころは一気に100点ぐらいグンとスコアが上がったりすることがありますが、そういったことは中級以降あまりなく、ガッカリすることも多いです。
自分の実力も目に見えて上がらなくて、ちょっと自信がなくなったりする方もいるかもしれません。
英語学習の継続が途切れる
自分の実力が停滞しているように思えるので、だんだんとモチベーションが下がってきます。
これまで頑張ってスコアを上げてきたんだし、少し自分を甘やかしてもいいんじゃないか？ちょっとひと休みしてもいいよね・・・
という無意識の気持ちが芽生えます。
すると、学習は継続が大事・・・とわかっていても、毎日の学習が1日おきになり、2日おきになり、いつの間にか週1回になっていたりということが起こりがちです。
英語学習の質が落ちてしまう
学習は断続的になっても、継続には違いありません。効果は全くないわけではありません。しかしながら、毎日の学習に比べると確実に効率が落ちます。
なぜなら、前回の学習から時間があいてしまうと復習から始めなくてはならず、毎日学習しているときに比べ、実質的な学習量が減ってしまうからです。
そういった効率の悪さは、モチベーションの低下につながりますから、学習になかなか身が入りにくくなりますし、おのずと集中力も落ち、悪循環となります。
そうこうしているうちに全くやらなくなってしまう・・・ということですね。
TOEIC600点から点数をあげるための対策3選
中級以降はいかにして自分を飽きさせず、なだめすかしながら継続するかが勝負です。
ポイントについて説明します。
英語力の伸びは中級以降緩やかになると自覚する
前述しましたが、中級以降は一見スコアの伸びが停滞しているように感じます。
この停滞は勉強方法が正しくても起こります。
チェックポイント
基礎力を得て、テストの形式にも慣れてしまったら、あとは英語の知識をいかにして蓄えていくかが今後の学習ポイントとなります。
あなたには圧倒的に英語の知識量が足りていません。
知識量が一定の水準を越えたとき、急にポンと700点、800点と上がっていくことができます。
あの停滞はなんだったの、という感じになります。
今まで以上に地道な取り組みとなりますが、ひとまずスコアアップという目標は置いておいて、インプットに力を注ぐことをおすすめします。
新しい英語学習方法を取り入れてみる
結果がなかなか出ないときに飽きずに学習を続けるためには、新しい学習方法を取り入れてみるのもおすすめです。
- オンライン英会話のスクールを変えてみる
- 映画を字幕なしで観てみる
- 大きめの書店に足を運び、おもしろそうな英語の小説を買ってみる
- TOEICではない英語検定試験の勉強をしてみる
TOEICのスコアアップのことばかりを考えていると、停滞していることが頭に浮かんでイヤになってしまいがちです。
英語はTOEICばかりではないということに気づいて、積極的に英語を楽しんでみるというのも中級レベルでは大事なのではないかと思います。
また、中級になると会話も少しづつできるようになり、楽しくなってくるころだと思いますので、英会話に力を入れるのもありです。
英会話レッスンを継続的に行うと、リスニングが圧倒的に伸びやすくなります。
机に向かうのが面倒だな・・・
と思っても、英会話レッスンなら、予約してしまえばなんとなく受けようという気になりやすいですし、先生が学習を誘導してくれますので、停滞期におすすめです。
TOEIC学習をとにかく止めない、中断しない
TOEICスコアの停滞期はつらいですが、とにかく学習を続けることです。
しかし、あまりよくない学習方法を続けていても効果はあがりませんので、自分の学習方法が果たしていちばん良いのか？ということを頭の端で常に考えながら、いろいろな方法を試してみることも必要です。
あれこれと試しながら、英語から離れないように続けるということが大事です。
私も中級のころは自分の勉強が果たして合っているかどうか、あまり確信は持てていなかったように思います。もっと効率よいやり方があるのではないか・・・と考えたりしていました。
とはいえ、自分にとって楽しい方法が結局一番良いのではないかと思います。
私はTOEIC600点から850点前後にかけては、ひたすらハリウッドスターのインタビュー音源をスクリプト付きで聴いていました。とにかくセレブの考えやしゃべっていることに興味があったので、英語力が上がろうが上がるまいが関係なしに楽しんで聴いていました。(笑)
そうしているうちに、いつのまにか停滞期を抜けたという感じです。
TOEICの点数に関するよくある質問
TOEICで点数が取れなくて悩んでいます。どうすればいいですか？
学習をしていても点数がとれなくて悩んでしまう人も多いです。
そういう人は、勉強方法を変えてみるのも手です。おすすめの勉強法については「TOEICで点数が取れない人の特徴3選！」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICの点数が一定以上にあがりません、どうすればいいですか？
TOEICスコアが500〜600点くらいで、停滞する人が多いです。
ただ、そこで学習の継続が途切れたり、学習の質が落ちてしまうと、より伸びなくなってしまいます。「TOEICの点数が600点から上がらない理由と3つの対策！」という記事で対策を紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICと英検は何が違うの？
それぞれ目的が違います。TOEICはビジネス向け、英検は学生向けです。
英検2級でTOEIC600点が目安となります。詳細は「TOEICの点数と英検を比較（換算表付き）」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICの点数配分の仕組みはどうなっていますか？
TOEICはリスニング495点、リーディング495点の990点満点となっています。じつは単純な加点式ではなく、受験者全体の偏差により統計的処理をしてスコアが算出されています。
つまり、偏差値のようなものです！詳しくは「TOEIC点数配分の仕組み」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEIC満点は何点ですか？どれくらいすごいですか？
TOEICの満点取得者が何人いるか正確な数は不明ですが、全体の0.01%〜0.3%ぐらいと予想されています。
TOEIC満点を取るメリットや、満点を取るための勉強法については「TOEIC満点の難易度は？」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICの平均点は何点ですか？
TOEICの平均点は学生なのか？社会人なのか？また、国によっても違います。日本の平均点は531点となっています。
大学生や社会人や他の国の平均点については「TOEICの平均点が上がってるって本当？学生・社会人・国別に分析」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
大学生のTOEICの点数の平均は？
大学生の平均点数は600点くらいです。就活でアピールできるのは700点が目安となります。業界毎によって異なり、人気の商社では850点以上が求められます。
詳しくは「大学生のTOEICの点数の平均は？就活で有利な700点を目指そう！」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICの点数が低いのですが、どうすればいいですか？
TOEICの点数が低くても落ち込む必要はありません。なぜなら、TOEICの点数が本当の英語の実力とは限らないからです。詳しくは「TOEICの点数は何点だと低い？」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICの点数別の英語学習方法を教えてください
TOEICは点数毎に学習方法が変わってきます。TOEIC300点台から930点までアップした学習方法については「TOEICの点数・スコア毎の英語学習方法」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
TOEICの点数が下がった原因は何でしょうか？
英語の学習を続けていても、TOEICの点数が下がってしまうことはあります！なぜなら、TOEICは英語力以外の要素（体力・時間配分・集中力）が、点数に直結するからです。詳しくは「TOEICの点数が下がってへこんでいるあなたへ！」という記事で紹介しているので参考にどうぞ。
TOEICにおすすめの参考書を教えてください
本屋さんに行くと、TOEIC関連の参考書が大量にあって、どれを選べば良いかわからないですよね。
社会人になってから英語学習を始めて、今まで英語学習のために10万円以上の書籍を購入した私がおすすめする参考書について「英語嫌いにおすすめのTOEIC参考書」という記事で紹介しているので、参考にどうぞ。
英語学習継続のためには英語コーチングもおすすめ
うっかり停滞期スパイラルに入ってしまい、英語学習がすでにご無沙汰になってしまった・・・・
という方もいらっしゃるかもしれません。
一度失ってしまった学習の習慣を取り戻すのは至難の業です。
チェックポイント
そんなときにぜひご検討いただきたいのが英語コーチングです。
英語コーチングとは、あなたに専任のトレーナーがついて、英語学習に並走してくれるサービスのことです。
- 学習の進捗を共有してアドバイスをくれる
- 科学的根拠に基づいて必要な学習について教えてくれる
- 時には私生活の時間の使い方についても教えてくれる
一日数時間ミッチリと集中して学習する環境を整えてもらえるので、ふたたびしっかりした学習習慣を取り戻すことができます。
中級以降は自分の学習方法について開拓がしたくなる時期だと思いますので、そんなときにコーチングを受けると、思ってもみなかったようなアイディアがもらえて、楽しく上級にステップアップすることもできるかもしれません。
せっかくTOEIC500～600点までスコアを伸ばしたのですから、700点、800点とステップアップして、いろんな場面でその英語力を活かしていってくださいね。
TOEIC600点から上がらない時期を乗り切ろう！
今回はTOEIC500〜600点ぐらいのスコアをお持ちで、点数が停滞してしまって悩んでいるあなたに向けて、上級へステップしていくための秘訣をご説明いたしました。
- 中級以降はTOEICスコアの伸びが緩やかになるのが普通
- マンネリやモチベーションダウン防止に、いろんな学習方法を取り入れてみよう
- 楽しんで続けることが大事!継続が難しいときは英語コーチングもおすすめです!
正しい方法で学習を続けていれば、たとえ停滞していても、水中からポンと水面に出るようにスコアアップするときが来ます。緩やかでも良いので毎日の学習を続けていきましょう!
さいごに１つだけ、TOEICのスコアアップを目指す人が絶対に試した方がよい教材をお伝えします。
TOEICのスコアアップのためには、毎日の継続した学習が欠かせません。 そして、Listening、Readingどちらもバランスよく学習する必要があります。
そうはいっても、仕事も忙しいし毎日英語学習を続けるのは大変という方も多いのではないでしょうか。
そんな方に朗報です！
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1日あたり、たったの83円です。
ちなみに、TOEICの公式問題集は3,300円なので圧倒的にお得です！
- 忙しくて、まとまった学習時間がとれない
- TOEICの勉強を始めたいが、何から手をつければいいかわからない
- 英会話は後回しでいいから、とにかくTOEICの点数が欲しい
- なるべく英語学習にかかる費用は抑えたい
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